プロ野球来季は観客数制限なし開催狙う オーナー会議で方針確認

[ 2021年11月23日 05:30 ]

都内ホテルで行われた2021年第3回オーナー会議に出席したオリックス・宮内オーナー(右)とNPB・斉藤コミッショナー(c)NPB/BBM2021
Photo By 代表撮影

 プロ野球のオーナー会議が22日、都内で開かれ、来季は観客数制限なしでの開催を目指す方針を改めて確認した。議長のオリックス・宮内義彦オーナーは「被害を受けなかった球団はない。異常な中での2年間だった」とコロナ下での過去2シーズンを振り返り、来季に向けて「政府の指針に沿って人数制限を設けない一方、安心安全な開催を目指し、さまざまな準備をやっていく。少しでも正常に近い形でシーズンを始めたい」とした。現在の上限は収容人数の50%。政府は19日に新型コロナウイルス対策の「基本的対処方針」を改定し、一定の条件の下で人数制限を撤廃する方針を示している。

 《10季連続の黒字》オーナー会議では、約3億9000万円の黒字となった2020年度(21年9月期)の決算が承認された。黒字は10期連続。また、セ、パで持ち回りとなる来年のオーナー会議の議長は巨人の山口寿一オーナーに決まった。

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2021年11月23日のニュース