誠也 下ネタWelcome、英語話せないけど単語習得済み メジャー選手と距離縮める“秘策”

[ 2021年11月23日 05:30 ]

広島の鈴木誠也
Photo By スポニチ

 大リーグ機構(MLB)は21日(日本時間22日)、ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す広島の鈴木誠也外野手(27)を、全30球団に契約可能選手として通知した。交渉期限は米東部時間12月22日午後5時(同23日午前7時)。渡米後は「下ネタ」でメジャー選手とのコミュニケーションを図る珍プランを掲げた。

 いよいよスタートする争奪戦。米メディアも一斉に、交渉可能選手として通知されたことを報じた。マツダスタジアムで取材に応じた鈴木誠は「別にもう、なるようになるかなっていう。早く決めたいとか、そういうのはないですね」と打席での姿のようにどっしりとしたものだった。

 22日(日本時間23日)から獲得を希望する全球団との交渉が可能。移籍先を選ぶ環境面、チーム事情などの条件面の優先事項については「ないっす」と言い切った。交渉期間は30日間。「大谷(翔平)くんだったら選べますけど、僕ですから」。同学年で今季のア・リーグMVPを引き合いに出し、今後の交渉についても自然体で挑む意向を強調した。

 一方で、移籍先決定後の、米国で溶け込むイメージは固まっている。コミュニケーション能力の高い鈴木誠には秘策がある。「英語はしゃべれないし、下ネタをバンバン言っていきますよ。下ネタは世界共通なので。そこしかないです」。日頃から外国人選手とも言葉を交わしていたが「つかみ」は下ネタだった。

 クロンやバードら新外国人とは「下ネタから入って」と距離を縮めた。「日本に一人で来ている。何とか輪に入れればと感じていた」と鈴木誠流の気遣いでもあった。メジャー移籍がかなえば立場は逆転。だが「そういう単語は覚えているので。そういうのはしっかり」とし、自ら「下ネタ」交流で積極的にチームに溶け込んでいく構えだ。

 何よりも大事なのは野球だと分かっている。「あとは実力次第。(結果が)出なかったら干されるし、良ければいい。やるだけだと思う」。メジャーでの進む道が決まる30日間を前に、鈴木誠はそう言い切った。

 ▽ポスティングシステム 海外FA権の取得前に大リーグに移籍する制度。現在は以前のように入札ではなく獲得希望の全球団と交渉ができる。今オフの申請期間は12月5日(日本時間6日)まで。大リーグ側に申請し、米30球団に通知された原則翌日から30日間、交渉可能。日本球団への譲渡金は選手が契約で保証される額により変動する。保証額のうち2500万ドル(約28億5000万円)までの部分の20%、2500万ドルから5000万ドル(約57億円)までの部分の17・5%、5000万ドルを超えた部分の15%の合計となる。

続きを表示

「始球式」特集記事

「水島新司」特集記事

2021年11月23日のニュース