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高津監督 サンタナは「よく打ってくれました」小川は「よくゲームをつくった」 ファン含め賛辞惜しまず

[ 2021年11月23日 22:18 ]

SMBC日本シリーズ2021第3戦   ヤクルト5―4オリックス ( 2021年11月23日    東京D )

<日本S ヤ・オ(3)> 最後を締めたマクガフと抱き合って喜ぶ高津監督(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトがオリックスとの激しい点の取り合いを5―4で制して開幕戦の衝撃的なサヨナラ負けから2連勝。対戦成績を2勝1敗として勝ち越した。

 試合後、勝利監督インタビューに応じたヤクルトの高津臣吾監督(52)は「初戦からね、すごくロースコアの競ったゲームが続いたんですけれども、きょうも同じような展開とは言わないですけど、抜きつ抜かれつという一進一退のね、ゲームの中で。最後にサンタナがよく打ってくれました」と笑顔。まずは、3―4と勝ち越された直後の7回に起死回生の逆転2ランを放ったサンタナを称えた。

 先制された3回の失点には失策も絡んだ。だが、勝因を聞かれた指揮官は「いろんなミスもありながら、それをカバーしてくれる選手であったり、何とか次へ、次へというピッチャー、野手も含めてですね。みんながつないでいこうという意識がきょうの結果につながったのかなというふうに思います」とナインの“チーム一丸”を肌で感じている様子。

 先発右腕・小川は3回に1点失い、今シリーズで初めて先制を許した。5回には中村の中前2点適時打で逆転し、敵失も絡んでこの回一挙3点を奪って3―1と2点をリード。直後の6回に小川が杉本に2ランを打たれて3―3の同点とされた。7回にはスアレスが出した走者を田口が還して3―4と勝ち越されるも、石山が後続をピシャリ。イニングまたぎとなった8回も3人でピシャリと抑え、最後は開幕戦の9回に1死も取れず3失点して逆転サヨナラ負けを喫した守護神マクガフが締めくくった。

 勝利へ向け、今シリーズ最多の5投手をつぎ込んだ高津監督は「初戦の奥川、2戦目の高橋と先発ピッチャーが頑張って。きょうの小川も最後ちょっと2点を取られて同点にはなったんですけれども、よくゲームをつくったと思います。その後を受けたリリーフもちょっとフォアボールなどで失点もあったんですけれども、最後のマクガフがね、しっかり締めてくれたのでいい継投だったと思います」と頼もしげ。サンタナの逆転2ランの際には打った瞬間、高津監督もベンチを飛び出し、スタンドインを見届けると大きなガッツポーズも出たが、そのことに触れられると「え~…そうですね」と照れ笑い。「期待してました。期待通りのね、バッティングをしてくれました」と頼もしいツバメ戦士たちへの賛辞が途切れることなく続いた。

 これで2勝1敗と勝ち越した。東京に戻っての勝利に「やはりスワローズファンがたくさん球場にいらしてくれているので、すごく励みになりますし、やはり後押しがあってきょう勝てたんじゃないかなと思ってます」とファンへの感謝も惜しまなかった高津監督。今後の戦いに向けて聞かれると「1戦1戦、丁寧に、しっかりと戦っていきたいと。今まで通り、僕たちの野球をするだけだと思っています」としっかりとした口調で話していた。

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