楽天の元守護神・森原が現状維持3500万円でサイン「煮え切らない悔しいシーズン」

[ 2021年11月23日 11:37 ]

契約更改交渉を終えてオンライン取材を受ける楽天・森原(球団提供)
Photo By 提供写真

 楽天の森原康平投手(29)が23日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の3500万円でサインした。

 5年目の今季は開幕を2軍で迎えた。1軍昇格後はリリーフとして34試合に登板して0勝0敗、3ホールド、防御率2・78という成績を残した。17試合の登板にとどまった20年より登板数を増やし、防御率も大幅に改善。ストレートの平均球速が昨季の148キロから149キロにアップするなど手応えを感じる部分も少なくなかったが、最後まで勝ちパターンの継投を担うことはできず。「全体的に煮え切らない、悔しいシーズンだった。波に乗れないまま1年が終わってしまった」と振り返った。

 来季は「30ホールド」を目標に掲げた。昨季開幕時は守護神を務めていただけに、巻き返しに懸ける思いは強い。「まず目指すのは1年間、1軍で投げること。その次に勝ちパターンで投げるという順番を考えながら、着実にやっていきたい」と誓った。(金額は推定)

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月23日のニュース