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高津ヤクルト、幻惑“先発隠し” 日本S第3戦は小川濃厚も4人同時にマウンド確認、ブルペン入り

[ 2021年11月23日 05:30 ]

東京ドームのマウンドをチェックする(左から)小川、原、高梨、石川(撮影・村上 大輔)
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 マウンドの確認も一緒に行い、キャッチボールも一緒。ベンチ裏に下がるタイミングも4人同時だった。23日の日本シリーズ第3戦に向け、ヤクルトの先発投手陣が、舞台となる東京ドームで練習。先発候補の小川、石川、原、高梨は、全く同じ動きを見せた後、一斉にブルペンへ姿を消した。伊藤投手コーチは「全員ピッチングしています」とけむに巻いた。

 今シリーズは高津監督が予告先発なしを選択したため、先発投手は両球団の読み合いとなる。ID野球を掲げ、相手に考えさせる情報戦を得意とした野村元監督から薫陶を受けた指揮官が取った「先発隠し」だった。

 チームは1勝1敗で大阪から帰京した。1勝1敗からの3戦目で2勝目を挙げたチームが日本一になる確率は77%。大事な第3戦の先発は小川が濃厚だ。CSファイナルSでは第3戦が原で、小川は第4戦に備えていた。チームが3試合で突破したため、出番がなかったが、「受け身にならずに自分を信じてどんどん攻める姿勢で打者に立ち向かいたい」と意気込んでいた。

 この日はリハーサル中だった東京ドームの大型ビジョンに「小川」と表示されるハプニングも。31歳右腕は東京ドームで今季、4月2日の1試合に登板し、7回2/3を無失点と好投している。

 前日の試合後に「違った展開、違った球場で新たなゲームを迎えたい。しっかりとしたいいゲームをしたい」と話した高津監督。あらゆる準備を施し、2勝目を取りにいく。(青森 正宣)

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