佐々木麟太郎に負けん!“広陵のボンズ”1年生4番・真鍋慧が3ランで勝利に貢献

[ 2021年11月23日 12:28 ]

明治神宮野球大会 第4日 高校の部準決勝   広陵10―9花巻東 ( 2021年11月23日    神宮 )

<神宮大会  広陵・花巻東>2回2死一、二塁、3点本塁打を放ちチームメートに迎えられる広陵・真鍋(右)(撮影・木村 揚輔)
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 “広陵のボンズ”が完璧な一発で勝利に貢献した。「4番一塁」の真鍋慧(1年)が2―0の2回2死一、二塁でリードを5点に広げる右越え3ランを放った。

 「真っすぐを狙って、芯で捉えようと思った。狙っていた球なのでいい感じで捉えられた」

 カウント3―1からの内角直球を引っ張ると打球はぐんぐん伸びてスタンドへ。高校通算10本目となった。初戦の明秀学園日立戦でも3安打を放っており、バットは絶好調だ。中学時代から、水を入れることのできるバットで振り込んできた。スイングスピードは驚異の150キロ。花巻東の佐々木麟太郎(1年)が注目を一身に浴びているが、真鍋のセンスも目を引く。

 “広陵のボンズ”の名付け親である中井哲之監督も「ここ一番で打てる打者になってくれたら」と大きな期待を寄せる。25日の決勝でも、中国勢初Vをたぐり寄せる一撃を放つ。

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