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阪神・及川 ヤクルト・高橋のカーブ完全習得へ意欲「腕が緩まない。振りが違う」先発転向で進化誓う

[ 2021年11月23日 05:30 ]

伊藤将におんぶされてハニかむ及川(撮影・平嶋 理子)   
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 来季から先発に転向する阪神・及川が“高橋カーブ”の完全習得を宣言した。

 「緩急という意味ではすごく大事な球。先発なら長いイニングになる。そういう球を、しっかり投げていかないといけない」

 及川に自覚を促したのは矢野監督だ。「投げ方も良くなる」と直球、スライダーだけでは下がり気味になる腕の位置を、カーブ習得で改善できる利点を指摘。続けて「カーブが邪魔になるバッターも出てくる。先発でスタートしようとすれば、カーブをどれだけ習得できるか」と大成の絶対条件にも挙げた。

 もともとカーブは持ち球。6月6日ソフトバンク戦では、柳田から外角へ投じた117キロで空振り三振を奪った。この1球に関して指揮官も「あのカーブを身につけていけば、やっぱり嫌」とうなずく。そして「ああいう緩急が付けられれば」と理想に掲げたのが、21日の日本シリーズ第2戦で完封したヤクルト・高橋のカーブだ。

 テレビ観戦していたという及川も、呼応する。「昨日も(高橋の)投球を見ていた。腕が全然緩まずに、120キロ前後のカーブ。自分も球速は変わらない。腕の振りが全然違う」。その差を目に焼き付け、進化を誓った。

 「(カーブは)基本カウント球で、ストレート、スライダーにもタイミングが合ってファウルに逃げられたら最終の選択肢。中継ぎの時は選択肢になかった。もっともっと磨いていきたい」。カーブのごとく、大きな弧の成長曲線を描いて見せる。(遠藤 礼)

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