ライアン小川 今季1試合2三振わずか3度の「三振しない男」吉田正から2打席連続K!6回97球奮投

[ 2021年11月23日 23:05 ]

SMBC日本シリーズ2021 第3戦   ヤクルト5―4オリックス ( 2021年11月23日    東京D )

<日本S ヤ・オ(3)>初回2死、吉田正から三振を奪う小川 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ヤクルトがオリックスとの激しい点の取り合いを5―4で制して開幕戦の衝撃的なサヨナラ負けから2連勝。対戦成績を2勝1敗として勝ち越した。

 初回、2回といずれも3者凡退に仕留める好スタート。3回にはバックの失策も絡んで1死満塁のピンチを招き、宗の右前適時打で先制点を奪われたが、2年連続パ・リーグ首位打者の吉田正と今季パ本塁打王の杉本を仕留めて最少の1失点でこの回を切り抜けた。

 だが、小川は3―1と逆転した直後の6回、それまで2打席連続三振に抑えていた先頭の吉田正に左中間二塁打を許すと、続く杉本には外寄りの147キロ直球を右翼スタンドに叩き込まれて一瞬で3―3の同点。その裏、1死走者なしで打席が回ると代打・坂口を送られ、降板となった。6回で打者25人に対して97球を投げ、5安打3失点(自責2)。7三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 しかし、今季シーズン計26三振で1試合2三振はわずか3度しかなかったオリックスの「三振しない男」吉田正から2打席連続三振を奪うなど試合はつくった。高津監督も「小川も最後ちょっと2点を取られて同点にはなったんですけれども、よくゲームをつくったと思います」と奥川、高橋に続く先発陣の奮投をねぎらっていた。

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