バンデンハークがヤクルト入り「神宮球場でプレーする事は特別」2年連続最下位に頼もしい助っ人加わる

[ 2021年2月24日 18:43 ]

昨季までソフトバンクでプレーしたバンデンハーク
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 ヤクルトは24日、昨季限りでソフトバンクを自由契約となったリック・バンデンハーク投手(35)との契約締結を発表した。1年契約で年俸75万ドル(約7900万円)プラス出来高。背番号は「15」に決まった。

 バンデンハークは球団を通じてコメントを発表。「バンデンハーク家族一同」の名前で「今回プレーできる機会を頂き、ヤクルト球団、および神宮球場で応援して下さる沢山のファンの皆さまに感謝致します。神宮球場でプレーする事は特別で、ヤクルトファンの皆さまの前でピッチングできることを心待ちにしております。この2021年のシーズンを、皆さんと共に特別な年にしましょう。共に信じれば、不可能などありません。皆さんと会えるのを楽しみにしています」としている。

 バンデンハークは1メートル95の長身から、最速157キロの直球とナックルカーブやスライダーを操る右腕。2015年にソフトバンク入りし、6年間で43勝19敗、防御率3・68の成績を残した。近年は故障に悩まされ、昨季は背中の張りなどで5試合の登板にとどまり自由契約に。昨年12月の自身のインスタグラムで「自分の中で野球はまだ終わっていないし、プレーしたい強い気持ちを持っている」とつづっていた。

 ヤクルトの昨季チーム防御率は12球団ワーストの4・61。2年連続最下位のチームにとって先発投手陣の補強は急務となっていた。

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2021年2月24日のニュース