日本ハム・上沢 今季ロッテ戦4戦全敗 「初回が全て」3失点後は立て直すも…

[ 2020年9月29日 22:25 ]

パ・リーグ   日本ハム3―4ロッテ ( 2020年9月29日    札幌D )

<日・ロ>日本ハム先発の上沢(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは初回の3失点が重くのしかかり、上沢は今季対ロッテ4戦全敗となった。

 上沢は初回先頭の荻野に11球を要して四球を与えると、続く角中に左翼線へランエンドヒットを決められ、わずか2人で先制された。1死後から安田、井上に連続適時打を許し、3失点。2回以降は粘って7回3失点で8試合連続クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成したが、「初回が全てです。探りながらいくうちに3点取られてしまい、先に点を取られてしまったことで試合をうまく運ぶことができませんでした」と振り返った。

 打線は8回に王柏融が「最後まで振り切れて感触は良かった」と今季1号となる2ランで1点差に迫った。しかし、3番手・秋吉が9回にマーティンにソロ本塁打を被弾。その裏の9回の攻撃で渡辺の左前適時打で再び1点差としたが、最後まで勝ち越せなかった。

 ロッテ、ソフトバンクと上位2チームとの6連戦初戦で痛い敗戦。栗山監督は「上沢のためにも何とか勝ちたかった。1つ1つ(の敗戦)が本当に重くなっていく時期になるけど、まだまだこれから。しっかりやっていきます」と諦めない姿勢を見せていた。

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2020年9月29日のニュース