広島・九里 プロ2度目の完封勝利 2歳長男から初めてエール「パパ頑張ってきてねー」を力に

[ 2020年9月29日 05:30 ]

セ・リーグ   広島4―0DeNA ( 2020年9月28日    マツダ )

ヒーローインタビューを終えガッツポーズの九里(撮影・奥 調)
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 広島・九里は最終回も無欲だった。「無失点よりも、しっかりとアウトを取ろうと思ったのが良かった」。9回1死一、二塁から柴田、代打乙坂をいずれも左飛に仕留めると、ようやく笑みがこばれた。19年6月25日の楽天戦以来、2度目の完封勝利となった。

 2回までに5奪三振と力を制御しなかった。「坂倉がいいリードをしてくれて思い切って投げるだけだった」。直球とツーシームを中心に被安打7、7奪三振に抑えた。

 8回終了時点で111球。佐々岡監督から「9回も任せたぞ」と託された。今季14度の先発で7回以上を投げたのは4度のみ。「今まで長いイニングを投げられていなかったので良かった」。計133球は、今季5勝目となって報われた。

 自宅を出る直前、2歳の長男から「パパ頑張ってきてねー」と初めてエールを送られた。「いい所を見せられるようにと思っていた」。完封の裏には、父親としての意地があった。(河合 洋介)

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