巨人 ドラ1筆頭候補の近大・佐藤と近日中に面談へ 阪神などと争奪戦必至 必要性アピール

[ 2020年9月29日 05:30 ]

巨人がドラフト1位筆頭候補に挙げる近大の佐藤輝明 (撮影・井垣 忠夫)
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 巨人が10月26日に行われるドラフト会議で1位指名の筆頭候補に挙げている近大・佐藤輝明内野手(21)と、近日中に面談を実施することが28日、分かった。球団は外野を守れるスラッガーを補強ポイントに挙げており、育成方針や練習環境などをアピールするもよう。選手の人柄を事前に把握できるメリットもあり、同じく近日中に面談予定の阪神などとの争奪戦に控える。

 2年連続リーグVへ優勝マジックを「24」とする中、来季の戦力整備に向けた準備を着々と進める。原監督は昨秋のドラフト会議後「面談というのは、とても重要。プロ野球というのは教育的な立場の中で動いている」と、選手と球団の双方にとって貴重な情報交換の場となる面談の重要性を説いていた。

 球団にとっては、指名に向けた熱意や育成方針などをスカウトらが説明する絶好の機会。大塚淳弘球団副代表編成担当は「うちは投手と外野手が足りない。特にパワーヒッターが足りない」と話す。

 日本人の主力外野手は、野手最年長38歳の亀井と31歳の丸。25歳の松原らが急成長を見せているものの、戦力の底上げは必須である。佐藤は本職が三塁手ながら、関西学生リーグで2年春に外野手でベストナインに選出された左の長距離砲。内外野を守れるのも魅力で、チーム事情を伝えながら佐藤の必要性を伝える場になる。

 性格や考えを事前に把握できるメリットもある。1メートル87、94キロの大柄な体格でソフトバンク・柳田をほうふつさせる佐藤がどのような人柄なのか。リーグ通算12本塁打を放ち近大OBの二岡3軍監督が持つ最多13本塁打(82年の新リーグ以降)更新も期待される大学No・1スラッガーとの直接対話で、得られる収穫は大きい。

 佐藤は「目の前の1打席に集中してやっていきたい」と主砲として戦っている。同じく近日中に面談予定の阪神など複数球団との争奪戦が予想される中で、巨人としての誠意を伝え、来る日に備える。

 ◆佐藤 輝明(さとう・てるあき)1999年(平11)3月13日生まれ、兵庫県出身の21歳。小1から「甲東ブルーサンダース」で野球を始め、甲陵中では軟式野球部に所属。仁川学院では高校通算20本塁打で甲子園出場なし。近大では1年春からリーグ戦に出場し2年春秋、3年春にベストナイン、2年秋にMVP受賞。1メートル87、94キロ。右投げ左打ち。

 

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