西武 高校No.1左腕、静岡商・高田を上位候補にリストアップ

[ 2020年9月29日 05:30 ]

高校生左腕ではトップクラスの静岡商・高田
Photo By スポニチ

 西武が最速148キロを誇る静岡商の左腕・高田琢登投手(18)をドラフト上位指名候補としてリストアップしたことが28日、分かった。

 この日、今年初の編成会議を開催。指名候補約100人を選出し、上位に高田の名前を記した。渡辺久信GMは「ここ数年、即戦力で指名した投手が順調に成長した。今回は長い目で何年後も考えている」と育成を重視する方針も示し、その筆頭候補が高田だった。

 140キロ台後半の直球に加え、スライダー、チェンジアップ、カーブなど変化球も多彩。今年の高校生左腕ではトップクラスで、最速152キロを誇る横浜の松本隆之介と双璧をなす。今夏の静岡代替大会では安達俊也担当スカウトが視察し、既に調査書も届けている。

 昨年、エース左腕の菊池がマリナーズに移籍した。高橋光、今井、松本ら右の先発投手は育っているものの、左腕の柱がいないのが実情だ。菊池と同じ高卒左腕の高田が成長すれば、「ポスト雄星」として期待でき、白羽の矢を立てた。

 高田の父・晋松氏(50)は静岡商の監督を務め、父子鷹で「プロ一本」に絞り、体づくりに励んできた。西武はその実直さも高評価。ドラフト戦略に見合った左腕の調査を今後も続けていく。

 ◆高田 琢登(たかだ・たくと)2002年(平14)9月18日生まれ、静岡県出身の18歳。清水二中では静岡蒲原リトルシニアに所属し、3年夏のジャイアンツカップ県予選で最速139キロを計測。同年代の日本代表にも選ばれ、MCYSA全米選手権で優勝に導く。静岡商では2年春からエース。同年秋の東海大会に出場。今夏の静岡代替大会は準決勝敗退。1メートル77、77キロ。左投げ左打ち。

 《高卒左腕上位指名なら09年雄星以来》高卒左腕の上位指名(1~3位)は、09年の菊池(花巻東)以降はなし。下位では12年に5位で佐藤(光南)を指名したが、1勝で17年に引退。15年9位の藤田(弘前工)はまだ勝ち星がない。高田が上位で指名されれば菊池以来11年ぶりの高卒左腕上位指名となる。

 《渡辺GM言及 近大の佐藤ら1位に野手も》渡辺GMは1位指名候補について「当然先発投手を考えるが、野手の選択もある」と明かした。先発では最速155キロ左腕の早大・早川が候補に挙がる。現在、左腕の先発陣は新人の浜屋に榎田、ノリンがいるが安定感に欠け、早川なら即戦力として期待できる。また、野手では左のスラッガーの近大・佐藤を筆頭に、右打ちの中大・牧ら長距離砲も1位候補に挙がる。

 

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年9月29日のニュース