巨人、育成1位・山下航を支配下登録 5日にも発表 今季2軍でチーム2位の56安打

[ 2019年7月5日 05:30 ]

巨人の育成1位・山下航
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 巨人が、育成選手の山下航汰外野手(18)を支配下登録することが4日、分かった。5日にも発表される。1年目の今季はイースタン・リーグ53試合に出場し、打率・316、3本塁打、18打点。北村に次ぐチーム2位の56安打を放ち、存在感を示している。

 高崎健康福祉大高崎3年時のセンバツで2試合連続満塁本塁打を記録するなど、高校通算75本塁打の長打力が持ち味。昨秋のドラフトで育成1位指名を受けると、ファームでシーズン当初から頭角を現した。6月12日のイースタン・リーグのヤクルト戦で頭部死球を受けたが、順調に回復。11日のフレッシュ球宴(楽天生命パーク)にも選出された。

 今季の巨人では加藤に続き、2人目の支配下登録となる。山下航は、日本ハム・吉田輝、中日・根尾、ロッテ・藤原らと同世代。首位快走とともに戦力の充実化を進めている巨人。育成選手の支配下登録は、ファームも含めたチームの活性化にもつながる。

 ◆山下 航汰(やました・こうた)2000年(平12)11月15日生まれ、大阪府出身の18歳。小3から柏原ヤンキースで野球を始める。羽曳野ボーイズを経て、高崎健康福祉大高崎では1年夏の群馬大会から4番。高校通算75本塁打。18年育成ドラフト1位で巨人に入団した。1メートル76、80キロ。右投げ左打ち。

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