ソフトB千賀、両リーグトップ9勝 7回2失点10K 投手3部門トップ

[ 2019年7月5日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―3楽天 ( 2019年7月4日    ヤフオクD )

9勝目を挙げたソフトバンク先発の千賀(撮影・中村達也)
Photo By スポニチ

 6回を投げ終えた時点で球数は110球。首脳陣から疲労度を問われたソフトバンク・千賀はこう言った。

 「まだ行けます」

 7回を無失点に抑え、127球で降板。2失点で両リーグ単独トップの9勝目を挙げ「僕が投げた試合は勝ちを計算してもらっていると思う。僕に勝ちが付くとかではなくて、チームが勝てるのがいいこと」と振り返った。

 チームが6連勝して回ってきた今季2度目の中5日での登板。開幕から続けてきた登板間のトレーニングは、今回は軽めに落とした。コンディションを整えることに専念するためだ。そして二保には宣言した。「連勝で渡すので止めないでくださいよ」。5日に先発する先輩右腕に、そして自身に重圧をかけ、試合に臨んだ。

 3―2の6回1死二塁。2回に一発を浴びたブラッシュを宝刀フォークで空振り三振。2死一、二塁ではウィーラーをカットボールで空振り三振に仕留め「1点もやれない状況で狙っていった」と胸を張った。毎回の10三振を奪い、今季6度目の2桁奪三振を記録。チームは2位・楽天に3連勝し、昨年9月以来の7連勝で、2位とのゲーム差を今季最大の5に広げた。

 千賀にとって発奮材料もあった。スタンドでは3軍の選手が観戦に訪れていた。自身も育成選手からはい上がり「(育成から支配下選手になった)拓也もマッキー(牧原)も周東も出ていた。“俺もああいう舞台に上がりたい”と思ってもらえたら」。勝利数、奪三振数、勝率でトップに立ち、2位の防御率を含め投手4冠も狙えるエース。夢と希望を与える力投だった。 (川島 毅洋)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年7月5日のニュース