静岡ガスが連覇&令和初代王者 5安打完封の安藤MVP

[ 2019年7月5日 05:30 ]

スポニチ後援 紅龍旗争奪野球最終日   静岡ガス4―0トヨタ自動車 ( 2019年7月4日    東京D )

<静岡ガス・トヨタ自動車>2年連続11度目の優勝を決め車谷監督を胴上げする静岡ガスナイン(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 決勝が行われ、静岡ガス(前年優勝)がトヨタ自動車(自動車)を4―0で下し、2年連続11度目の優勝を飾った。静岡ガスには紅龍旗が贈られ、最高殊勲選手には5安打完封&ダメ押し適時打と活躍した安藤晋作投手(26)が選出された。

 安藤が両手を広げ、マウンドに集うナインと抱き合った。「全国大会のMVPなんて初めて」。今大会初先発が決勝で、圧巻の5安打完封。「普通に投げればバックが守ってくれるはず」と味方の堅守に感謝した。

 入社4年目。創価大時代は1学年下の田中(ソフトバンク)の陰に隠れて公式戦登板ゼロに終わったが、軟式野球では打たせて取る投球に新境地を見いだした。7回には自ら右中間二塁打を放ち「普段打てないのに」とはにかんだ。

 チームは1954年の初Vから通算11度目の制覇。ただ就任4年目の車谷芳紀監督(37)は満足していない。「まだまだ強くなりたい」。令和の時代でも静岡ガスの向上心は尽きない。

続きを表示

2019年7月5日のニュース