神奈川大学選抜オランダ遠征壮行試合 4番の関東学院大・古寺が「コンタクト忘れて…」裸眼で決勝弾

[ 2019年7月5日 19:45 ]

壮行試合   神奈川大学選抜3―1三菱日立パワーシステムズ ( 2019年7月5日    横浜 )

壮行試合・決勝弾を放って取材を受ける神奈川大学選抜の古寺(関東学院大)
Photo By スポニチ

 12日開幕のワールドポート・トーナメント(オランダ・ロッテルダム)に出場する日本代表(神奈川大学選抜)が、社会人・三菱日立パワーシステムズと壮行試合を行った。

 4番に座った関東学院大・古寺宏輝内野手(3年、大阪桐蔭)が5回に左越え2ラン。泳ぎながらもスタンドへ運ぶパワーを見せ、3安打3打点と仕事を果たした。実はこの日、コンタクトレンズを忘れて裸眼で打席に立っていたといい「裸眼だと0・3とかそのくらいで…オランダはナイターだと思うので忘れないようにしたい」と頭をかいた。

 大阪桐蔭時代は5番に座り、通算20本塁打を放った右のスラッガー。「良い打者がたくさんいる中で4番を打たせてもらった。オランダが本番なのでチャンスで打ちたい」と力を込めた。

 また先発した横浜商大の154キロ右腕・飯田琉斗投手(2年、向上)は1回2安打無失点。「いつもより緊張して納得いく投球はできなかったが、オランダではいろんなことを吸収して学びたい」と意欲を口にした。

 同大会には港湾を持つ都市が招待されており、17年には大阪から関西学生選抜が出場した。今回は神奈川大学野球連盟が創立70周年を記念し、初めて選抜チームを日本代表として海外派遣する。

 斎藤博久監督(桐蔭横浜大)は「この経験を神奈川大学野球のレベルアップにつなげたい。優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。代表は10日に日本を出発する。

続きを表示

2019年7月5日のニュース