銃撃受けたオルティス氏、米国で治療へ 専用機で移送 肝臓にダメージ

[ 2019年6月11日 10:11 ]

手術を受けたオルティス氏を運ぶレッドソックスの専用機(AP)
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 母国ドミニカ共和国のナイトクラブで腰に銃弾を浴びサントドミンゴ市内の病院で緊急手術を受けた元レッドソックスのデービッド・オルティス氏(43)が10日、レ軍が調達した専用機で米ボストンへ移送され、米国の病院で治療を受けることになった。

 オルティス氏は9日、身元不明の男性に背後から至近距離で銃撃され、銃弾は腰から下腹部を貫通。緊急手術では胆のうを除去したが、肝臓にはまだダメージが残ったままだと伝えられている。またナイトクラブで同氏の近くにいた地元のジャーナリスト2人も同じ銃弾で負傷。犯人は逮捕されたが事件の詳細はまだ明らかになっていない。

 10日にレッドソックスは地元ボストンのフェンウェイパークでレンジャーズと対戦したが、選手もファンもオルティス氏へ祈りを捧げて試合開始。通算541本塁打を記録し、ワールドシリーズ3回の優勝に貢献した功労者の早期回復を願っていた。

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