東京ガス・石塚がMVP OFBLオールドスター戦 白組が6点差逆転勝ち

[ 2019年6月11日 05:30 ]

記念撮影におさまる最高殊勲選手賞の石塚(前列中央)ら優秀選手賞受賞選手(撮影・郡司 修)
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 45歳以上の経済人による軟式野球OFB(オーバー・フォーティー・ベースボール=スポーツニッポン新聞社後援)のオールドスター戦が行われた。昨年の秋季リーグ成績を基にO組、F組各6チームのメンバーを「紅組」と「白組」に振り分け実施。白組が最大6点差をひっくり返し、11―8で勝利した。決勝の勝ち越し2点二塁打を放った石塚正信(東京ガス)が初の最高殊勲選手賞に輝いた。

 白組は4回まで1―7とリードを許したが、打線は諦めなかった。じわじわと追い上げ、7回に池田が適時失策を誘い8―8の同点。その後2死二、三塁として打席に入った石塚は、「全員本当に頑張っていた。なんとか打ちたかった」と直球を強振した。打球は左翼の頭を越えて勝ち越しの2点二塁打。この決勝打で初出場にしてMVPを獲得し、「本当にうれしい。おいしいところを持っていけて最高です」と喜んだ。まさかの大逆転劇に安藤温監督も「(6点取られた)2回の時点で9割負けると思っていた。選手が応えてくれた」と笑顔だった。

 ≪71歳進藤が猛打賞≫紅組は両チーム合わせて最多の3安打を放った進藤が優秀選手賞を獲得した。盗塁も2つ決めて、「71歳でこんなに打って走れるとは思わなかった。最高に楽しかった」と笑った。4回に左翼の守備で好捕を見せた田中と、2回に2点二塁打の北條も優秀選手賞に選出。星野謙一監督は、「(序盤に大量得点を奪い)勝利インタビューを考えていた余念が出てしまったかな。でも良い試合でした」と称えた。

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2019年6月11日のニュース