阪神 4時間42分で意地のドロー 矢野監督「結果勝ちや」

[ 2019年6月11日 23:37 ]

交流戦   阪神2―2ソフトバンク ( 2019年6月11日    ヤフオクドーム )

引き分けに終わり、藤川(手前)らナインをねぎらう矢野監督(撮影・坂田 高浩)
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 死闘を演じた試合後に阪神の矢野監督から“ビックリ発言”が飛び出した。「もう、これは。結果勝ちや」。4時間42分に及んだ延長12回を戦い抜いた一戦は意地のドロー。猛虎にとっては今季8度目の延長戦で3度目の引き分け。9回に先発のメッセンジャーが同点打を浴びて延長戦に突入した。

 延長10回から登板した藤川は打者4人と対戦して3奪三振。これで18試合連続無失点で通算150ホールドを記録した。延長12回には2失策が絡んで無死三塁の大ピンチ。しかし後続を抑えて無失点で締めくくった。

 「(延長12回は)ノーアウト三塁でミス、ミスでしょ。サードまで行ったんやから。ノーアウト三塁に行った時点でランナーを埋めるかとか、やっぱり考えたけど…。勝負にいくことを考えて結果、ドリスが抑えてくれたというのは、オレの中ではそう(勝ったと)思って明日から戦いたい。あそこから引き分けになったんだから…。そう思って、あした頑張る」

 矢野監督は自らに言い聞かせるよう努めて前向きだった。敵地で勝利に等しい一戦を展開した猛虎にダメージはない。

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2019年6月11日のニュース