大谷に天敵出現?元西武ルブランに8打席6三振 技巧派左腕の内角攻めに苦戦

[ 2019年6月11日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―9マリナーズ ( 2019年6月9日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>4回無死、空振り三振に倒れる大谷(撮影・会津 智海)
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 思わぬ天敵が出現!?エンゼルスの大谷翔平投手(24)が9日(日本時間10日)、本拠地でのマリナーズ戦で3つの空振り三振を含む4打数無安打と沈黙し、チームも敗れた。元西武のウェード・ルブラン投手(34)に2打席で2三振を喫し、日本ハム時代から通算で13打数1安打(打率・077)、7三振。相性の悪さが浮き彫りとなった。

 直球の最速は90マイル(約145キロ)に満たない。それでも大谷のバットは、立て続けに空を切った。

 「彼は良い打者。今日はうまく投げられた」と振り返ったのはルブランだ。初回を務めた「オープナー」に次ぐ実質的な先発として2回から6イニングを投げた。4回、先頭の大谷は内角攻めに遭い、最後は内角低めの77マイル(約124キロ)チェンジアップに空振り三振。6回無死一塁では2球連続の内角カットボールで上体を起こされ、4球目の86マイル(約138キロ)外角ツーシームに再び空振り三振した。

 ルブランは15年の1シーズンだけ西武に在籍し、2勝止まり。メジャーでも通算216登板の半分近い103試合が救援の技巧派左腕に対し、大谷は昨季から8打数無安打、6三振で日米通算13の1だ。それを指摘された34歳は「それを言っちゃ(意識するから)ダメだよ。これからも対戦するんだから」と笑った。これまで米国で最も多く対戦したバーランダー(アストロズ)とは14打数3安打(打率・214)、5三振。数字上はメジャー屈指の剛腕よりも手ごわい。

 この日の鍵となった内角攻めについて、ルブランは「彼だけでなく、他の左打者や右打者にも内角は投げなければいけない」とし、「どの打者に対しても同じようにアグレッシブにしっかりと投げることだ」と話した。

 大谷だけでなく、エンゼルス打線全体もルブランの前に沈黙して敗戦。前夜に打ち崩した菊池同様、同一リーグで何度も対戦するだけに対策は不可欠だ。

 ≪お得意はリーク≫大谷が苦手とするのはゴンザレス(マリナーズ)、ディアス(メッツ)ら。バーランダーは初対決で4打数無安打3三振と封じられたが、以降は本塁打も放つなど14打数3安打の成績だ。得意なのは最多5安打のリークら。昨季2本塁打したバトラー(3打数3安打)は、今季から韓国プロ野球・NCへ移籍した。日本ハム時代に最も三振を奪われたのは千賀(ソフトバンク)で13個。10打席以上対戦し、無安打に終わったのは田中(現ヤンキース・11打数)と牧田(現パドレス傘下2A・9打数)の2人だった。

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