阪神・福留、再発進へ決意「チームに貢献できるように」頼れるベテラン最短復帰

[ 2019年6月11日 05:30 ]

博多駅に到着した福留(撮影・大森 寛明)
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 「右ふくらはぎの筋挫傷」から復帰する阪神の福留孝介外野手(42)が10日、再発進へ向けて決意を明かした。「チームに貢献できるように頑張ります」。11日のソフトバンク戦で、1軍へ登録抹消から最短の10日間で再昇格することが決定。上位浮上を狙う矢野阪神に頼れるベテランが戻り、ベストオーダーで強敵に挑む。

 役者はそろった。原口の劇的すぎるサヨナラ打で勝利を飾った9日の日本ハム戦。一夜明け、頼もしすぎる男が新神戸駅から博多に向かった。「右ふくらはぎ筋挫傷」で1日に5年ぶりに出場選手登録を抹消された福留が、11日に最短復帰。難敵・ソフトバンク戦に向け、強い決意を口にした。

 「そのために準備してやってきたわけだし、チームに貢献できるように頑張ります」

 セ・リーグ最年長の大ベテランにアクシデントが襲ったのは、5月31日の広島戦。プレー中に右ふくらはぎの張りを覚え、3回の守備からベンチに退いた。マツダスタジアムから広島市内の病院に直行し、診断結果が筋挫傷。幸い、重傷ではなかったものの、シーズンを通して打線の柱となるべき存在だけに、大事に至る前に登録抹消された。

 ただ、首脳陣の配慮は理解しつつも、悠長に構えるような男ではない。4日から鳴尾浜球場でトレーニングを再開。ダッシュこそ控えたものの、キャッチボールや室内での打撃練習もこなし、患部の回復ぶりを確かめた。5日には屋外フリー打撃を始め、2軍の淡路島遠征に参加して8、9日のウエスタン・リーグ、広島戦に出場。9日は左翼の守備もこなし、着実にステップを踏んできた。

 9日の日本ハム戦後に福留を1軍に上げることを明言した矢野監督は「不可欠な存在か?」と問われ「もちろん」と明言。「いるだけでもね。存在としてもちろんチームにとっては大きい。(藤川)球児がそういう姿を見せてくれたり、(糸井)嘉男が見せてくれたりという部分で、やっぱり、そういう姿で教えられる部分とね。言葉で教える部分というのをすごく持った選手なんで。打線的に大きいし、すべてにとって大きい」と改めて絶大な信頼を口にした。

 試合に出る以上は、走攻守で全力を尽くすのが信条。DHという選択肢もあるが、今のチームには原口という武器も加わり、いきなり守備にも就く可能性がある。勝負強い打撃だけでなく、打線に、チームに与える好影響は計り知れない42歳。CG追走の態勢は整った。 (山添 晴治)

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