センバツ取材出会ったたくましい2世たち

[ 2019年4月19日 09:30 ]

筑陽学園・中村(撮影・後藤 大輝)
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 平成最後の伝統の一戦。きょう19日から甲子園で阪神―巨人3連戦が行われる。その甲子園で行われた平成最後の高校野球。3月のセンバツ取材で、たくましい2世たちに出会った。

 まずは国士舘の5番打者だった森中翼外野手(2年)。横浜(現DeNA)で活躍した左腕の巨人・森中聖雄スコアラーの次男だ。初戦の明石商戦で敗れたが、2安打を放った。試合中に「マルチ安打だね」と森中スコアラーにLINEを送ったら、うれしそうなスタンプが帰ってきた。試合前夜に「大舞台で強い選手になれ」とメッセージを送られた翼君に、試合後そのことを告げると「本当ですか」と笑顔が返ってきた。

 もう1人は8強入りした筑陽学園の中村敢晴遊撃手(2年)。父は日本文理大の中村寿博監督で、92年夏に全国制覇した西日本短大付の主将だった。兄は今季、ソフトバンクに育成選手として入団した中村宜聖外野手(19)だ。実は中村監督は記者の早大野球部時代の1学年上の先輩。毎年の年賀状でたくましく成長する姿を見ていた。敢晴君に「お父さんの後輩です」とあいさつすると「よろしくお願いします」と礼儀正しくあいさつされた。取材中、父・寿博さんが高校時代に全国制覇した当時の記念絵皿に、名前が入っているのを見たことがあるという敢晴くん。「字がきたねえな、と思いました」と屈託なく笑うので「確かに字は上手じゃなかった」と同意して笑い合ってしまいました(先輩、すみません…)。

 両選手の父はともに74年生まれ。という記者も74年生まれの同い年(大学は訳あって遅れて入学しました)。これも野球がつないでくれた何かの縁。2人のジュニアにまた、夏の甲子園で再会できれば、と今から楽しみにしている。(記者コラム・春川 英樹)

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