ヤンキースが異例の判断 故ケイト・スミスさんによる「ゴッド・ブレス・アメリカ」を使用中止

[ 2019年4月19日 11:08 ]

1975年、NHLのプレーオフで熱唱するケイト・スミスさん(AP)
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 大リーグのヤンキースが、2001年以降の試合で球場内で流していた歌手の故ケイト・スミスさんによる「ゴッド・ブレス・アメリカ」の使用を暫定的に取りやめた。

 AP通信が伝えているもので、米国への愛国心を歌うこの曲は1918年にアービング・バーリンが作詞・作曲し、1938年にスミスさんがラジオ放送で歌って人気を呼んだ楽曲。大リーグでは2001年の同時多発テロ以降、7回のイニングの合間にこの曲をかけていた。

 ヤンキースではスミスさんの“オリジナル”を使用していたが、ニューヨーク・デイリー・ニュース紙によれば、1939年にスミスさんが、ブロードウェイのミュージカルで使われた「THAT’S WHY DARKIES BORN」という曲をレコーディングしていたことが問題視されるようになった。

 「DARKIE」は黒人を蔑視する言葉で、曲名は「それが黒人が生まれたわけ」という意味。この曲は黒人の男性歌手も歌った風刺的なナンバーでもあるが、ヤンキース側は「我々は人種的で文化的な感受性を重要する」として、スミスさんによる同曲を使用しない決断を下した。ただし最終的な結論にはまだ至っていないことも認めている。

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