巨人、エース菅野で先手必勝!甲子園で平成最後の伝統の一戦

[ 2019年4月19日 05:30 ]

キャッチボールする菅野(撮影・郡司 修)
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 巨人は19日から甲子園で、平成最後となる阪神との「伝統の一戦」シリーズを迎える。現役時代から数々の名勝負を演じてきた原辰徳監督(60)は、初戦先発を菅野智之投手(29)に託す。13年入団からセ・リーグ5球団に対し、対阪神が通算防御率1・57と最高で、甲子園はセの球場別で最高の同1・33を誇る。平成元年生まれのエースが、令和元年の王者奪還へ弾みをつける。 

 プロ野球史上最古の2球団。時代は昭和から平成に移り、東京、大阪の2大都市を背負って戦ってきた。4年ぶりに指揮を執る原監督は言った。

 「久しぶりに阪神―巨人を甲子園で戦う。非常に身が引き締まる。100%で戦う。中途半端にいくと甲子園の重圧にやられてしまう。タイガースの戦力プラス甲子園になる」

 自身が思い出す伝統の一戦は東京ドームで戦った08年10月8日。7月に最大13ゲーム差をつけられ「挑戦者で。手が届くのか分からない状況だった」が同率首位で迎えた。試合前のメンバー表交換では当時の岡田彰布監督と握手し「本当に男同士の。“ここまで来たな、やろうか”」と感じたという。3―1で制してシーズン初の単独首位に立つと、リーグ制覇へ走った。セ最大の大逆転優勝劇だった。

 平成最後のシリーズ。舞台は甲子園だ。初戦は平成元年生まれの菅野に託した。ジャイアンツ球場で投手練習に参加した絶対エースは「どこの球場、相手でも、雨だろうが、風が吹こうがやることは変わらない」。東海大相模時代は届かなかった聖地で通算防御率1・33は、東京ドームの1・90を上回る。「追い風というか、たくさんお客さんが見に来てくれる試合なので盛り上がる。勝つことが一番なので勝ちたい」と、虎党のヤジまで力に変える。中5日で向かう25日の首位ヤクルト戦(神宮)にも弾みをつける。

 原監督は甲子園の印象を「銀傘がバァーっと来る感覚がある」と言った。就任1年目だった02年、リーグ優勝を決めて6度宙に舞ったのが同球場。現役時代は「右バッターは打球が風に乗る」と浜風も計算した。

 「永遠のライバル」の歴史は、令和の新時代に突入する。5年ぶりV奪還へ、通算956勝を誇る名将は「甲子園のタイガースは昔から力を出すというか、張り切る。独特の雰囲気がある。恥ずかしくないプレーをしますよ。タイガースに笑われないように」と節目の決戦を見据えた。 (神田 佑)

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