甲子園100回大会に幕 「タイブレーク」「給水」「56校」「球数」ファンの声は?

[ 2018年8月21日 19:20 ]

<大阪桐蔭・金足農>決勝戦の試合終了後、甲子園の上空に虹が描かれる(撮影・大森 寛明)
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 メモリアル大会となった第100回全国高校野球選手権は21日、甲子園球場で決勝が行われ、大阪桐蔭(北大阪)と金足農(秋田)が対戦し、大阪桐蔭が13―2で勝利。史上初となる2度目の春夏連覇を達成し、幕は閉じた。今大会は劇的な展開の試合が多く、記憶にも記録にも残る大会となった。ネット上では高校野球ファンを中心に、大会についてさまざまな意見が飛び交った。

【タイブレーク】

 第2日の佐久長聖―旭川大高では初のタイブレークに突入。12回でも延長がつかず、13回から両軍無死一、二塁で行われた。タイブレークについては「いい感じに機能していたと思う」「選手の負担を考えたら導入してよかった」という意見や「まだ違和感がある」「高校野球ならではの“死闘”がなくなった」などのコメントもあった。

【給水タイム】

 第6日の日大三―折尾愛真の7回終了時、水分補給や休憩する「給水タイム」を初適用。今大会中は猛暑日が多かったため「選手たちのためにタイムがあってよかった」「選手も観客も熱中症には気をつけてほしい」など導入に賛同する意見が多かった。

【56校出場】

 第100回という記念大会で出場校は56校に。ネットでは「来年以降も56校出場はいかがでしょうか」「毎年56校でいいと思う。甲子園に出られる可能性が増えるわけだし」という意見や「56校は多すぎるのでは」などの声もあった。

 【球数】

 球数については今大会も多くの意見があった。「高校野球の原点。チームのエースが頑張る姿は高校野球ならでは」「プロを目指さない子だったら甲子園で悔いなく投げ抜きたいと思うのでは」という声や「難しい問題」「金足農の吉田投手は本当によく頑張ったし、大会を盛り上げてくれたと思いますが、1517球は投げすぎ」「球数制限はした方がよいと思う。1試合100球以上を何試合も。将来有望な選手壊れてしまう」というコメントがあった。

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2018年8月21日のニュース