三沢―松山商 伝説の死闘演じた太田幸司氏、井上明氏がレジェンド始球式登板

[ 2018年8月21日 14:04 ]

<大阪桐蔭・金足農>松山商OBの井上明氏(右)と始球式を行う三沢OBの太田幸司氏(撮影・成瀬 徹)
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 第100回全国高校野球選手権大会最終日は21日、甲子園球場で決勝が行われ、金足農(秋田)―大阪桐蔭(北大阪)の試合前に、1969年夏の決勝戦で延長18回引き分け再試合の死闘を演じた三沢(青森)OBの太田幸司氏(66)と松山商(愛媛)OBの井上明氏(67)がレジェンド始球式にダブル登板した。

 まずは井上氏、続いて太田氏が登板。ともにワンバウンドとなったが、思いのこもった力強い1球に満員の観客から大きな拍手が巻き起こった。

 太田氏は68年夏、69年春夏と3度甲子園の土を踏んだ。69年夏は東北勢として初の決勝進出。松山商との2日間にわたる激闘は甲子園大会を語るうえで欠かせないゲームとなった。1日目は延長18回、4時間16分の熱闘の末0―0で引き分け再試合。太田氏が262球、井上氏は232球を投げ抜いた。2日目の試合も太田氏は全イニングを投げ抜いたが、2―4で敗れて頂点には届かなかった。端正な顔立ちから「コーちゃん」の愛称で「元祖甲子園球児のアイドル」に。ドラフト1位で近鉄入りし、プロ入り初年度から3年間、オールスターのファン投票1位を獲得した。巨人、阪神にも在籍、84年引退。

 井上氏は68年夏、69年夏に甲子園出場。明大に進学し4年時の秋季リーグ戦で優勝した。卒業後は三菱重工長崎を経て朝日新聞に入社し、主に高校野球を始めスポーツ関係の取材に関わった。

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