太田幸司氏 東北初大旗へ「勝利の女神が100回まで待ってくれたのかな」

[ 2018年8月21日 14:56 ]

<大阪桐蔭・金足農>レジェンド始球式に登場した井上明氏(右)と太田幸司氏(撮影・大森 寛明)
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 第100回全国高校野球選手権大会最終日は21日、甲子園球場で決勝が行われ、金足農(秋田)―大阪桐蔭(北大阪)の試合前に、1969年夏の決勝戦で延長18回引き分け再試合の死闘を演じた三沢(青森)OBの太田幸司氏(66)と松山商(愛媛)OBの井上明氏(67)がレジェンド始球式にダブル登板した。

 まずは井上氏、続いて太田氏が登板。ともにワンバウンドとなったが、思いのこもった力強い1球に満員の観客から大きな拍手が巻き起こった。

 ――始球式を振り返って。

 ▼井上氏 非常に緊張しました。高校時代より緊張したんじゃないかくらい。ストライクをイメージしましたが、腕が縮こまってしまいました。

 ▼太田氏 井上がショートバウンドを放ったんで、俺は高めにと思ったんですが同じようにショートバウンドになってしまいました。引き分けですね、今回も。49年前のことを思い出しました。

 ――金足農業の躍進について。

 ▼太田氏 東北勢が決勝に残る度に聞かれるけど、僕は分からない(笑い)。勝利の女神が100回まで待ってくれたのかなと思う。吉田君の投球をオーバーラップして見ている。久しぶりにバランスの良い低めに伸びる球を投げている。僕は初回から9回まで常に全力で投げていたから。ギアの入り方が凄い。投手としての資質。ポテンシャルの高さを感じる。

 ▼井上氏 分業制は大切だと思うけど、あれだけ良い投球フォームだと一人でも投げられる。時代に逆行しているかもしれないけど、下半身も素晴らしい。あれだけ鍛えられているからここまで投げられている。指導者も素晴らしい。

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