甲子園の季節にプロ第一歩…ロッテドラ1安田、1軍10日間で得た貴重な経験

[ 2018年8月21日 10:10 ]

12日のオリックス戦の9回2死満塁、プロ初安打初打点となる右前2点適時打を放ち、ガッツポーズするロッテ・安田
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 ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手が20日に出場選手登録を外れた。初めての1軍は6試合で21打席に立ち1安打に終わった。

 イースタン・リーグで7月の全17試合に出場して打率・354、2本塁打、16打点をマークしてファーム月間MVPを受賞。井口資仁監督が「良いときに上げたかった」と、8月10日に初昇格を果たした。「7番・DH」でいきなり先発出場。3打数無安打に終わったが「思ったより緊張せず、いつも通りプレーできた。オープン戦のときほどレベルの違いに困ったことはなかった」と振り返った言葉が成長を物語っていた。

 12日には3試合12打席目にして待望のプロ初安打を放った。それも0―2の9回2死から起死回生の2点適時打。「無我夢中で、自然と出ました」と大きなガッツポーズを見せ、安どの笑みをこぼした。この日も3打席目まで快音が響かず、ベンチで少しだけ肩を落としていた19歳。指揮官から「大丈夫だ、今日出るぞ」と声を掛けられ、見事に「H」ランプを灯した。高校時代までを過ごした大阪で、スタンドには履正社のタオルを掲げているファンもいた。

 高校通算65本塁打を誇り、昨年まで高校野球界を沸かせていた安田も、甲子園で熱く盛り上がる夏にプロでの第一歩を踏み出した。初アーチはお預けとなったが、打撃練習では力強い打球を逆方向に飛ばしていた。1軍に帯同した10日間でそのレベルを肌で感じ、得た経験はきっと大きなものになったはず。再び2軍で牙を研ぐが、次はどんな成長した姿を見られるのだろうか。(記者コラム・町田 利衣)

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