元ダイエーのゴセージ氏 ホームランか三振かの野球を批判「見るに堪えない」

[ 2018年8月21日 13:28 ]

リッチ・ゴセージ氏=2008年撮影 (AP)
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 野球というスポーツは年々進化を続けている。近年の大リーグで流行なのは「フライボール革命」。打者はゴロよりも打球に角度をつけて本塁打を狙う打撃を見せているが、その副産物が三振の多さだ。

 今季の大リーグは4月の全体の三振数が安打数を上回ったが、これは月間記録として史上初の出来事。シーズンを通じてもこの傾向にあり、年間記録として全体の三振数が安打数を上回れば、こちらも史上初ということになる。

 「ホームランか三振か」。これが近年のトレンドだが、こうした野球に顔をしかめる人たちがいるのも事実。大リーグを代表するクローザーとして通算310セーブをマーク、1990年には日本のプロ野球、ダイエー(現ソフトバンク)にも在籍したリッチ・ゴセージ氏(67)もその一人だ。

 2008年には米国野球殿堂入りも果たしたゴセージ氏。米国のスポーツサイト「ブリーチャー・リポート」は20日に次のような同氏のコメントを掲載した。「野球の変わりぶりについては、腰を据えて一日中でも話すことができる。いい方向には向かっておらず、見るに堪えない。胸が張り裂ける思いだ」。

 同サイトは大リーグ通算324勝を挙げた名投手、ドン・サットン氏(73)のコメントも掲載。ゴセージ氏と同じく、サットン氏も「フライボール革命」に対して次のように苦言を呈していた。「ホームランか三振か。こんな野球をトム・シーバーやスティーブ・カールトンといったかつての名投手は望んでいないし、サンディ・コーファックスやドン・ドライスデールも同じだ」。

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