大阪桐蔭 史上初2度目の春夏連覇! 金足農、東北初Vならず…吉田は5回12失点で降板

[ 2018年8月21日 16:20 ]

第100回全国高校野球選手権大会 決勝   金足農―大阪桐蔭 ( 2018年8月21日    甲子園 )

<大阪桐蔭・金足農>2度目の春夏連覇を達成し、喜ぶ根尾(左端)ら大阪桐蔭ナイン(撮影・成瀬 徹)
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 第100回全国高校野球選手権大会第16日は21日、甲子園球場で決勝が行われ、大阪桐蔭(北大阪)と金足農(秋田)が対戦し、大阪桐蔭が13―2で勝利。4年ぶり5度目の優勝を果たし、史上初となる2度目の春夏連覇を達成した。同校の春夏連覇は2012年以来6年ぶり。

 初回に先発の吉田が暴投と適時打で3点の先制を許したが、3回先頭の斎藤が粘って四球で出塁。続く菅原の犠打と暴投で三塁まで進塁すると、2番・佐々木が右犠飛をきっちりと打ち上げ、無安打で1点を奪い、2点差まで詰め寄った。

 2回の1死一、三塁のチャンスでは走塁ミスで得点機を逸していたが、3回の好機はものにした。

 しかし4回、大阪桐蔭は1死一、二塁で宮崎が大会第50号となる3ランを放った。金足農の吉田にとっては今大会初めての被弾。点差は5点に広がった。さらに5回には・大阪桐蔭根尾が2ランを放つなど得点を重ね、打者一巡の攻撃で12―1と点差を広げた。

 6回裏、金足農は吉田を右翼の守備に就かせ、今夏初めて打川をマウンドに送った。

 打川が6回裏を無失点に抑えた直後の7回、金足農は中前打の高橋を塁に置き、菊地がライトへタイムリー二塁打を放ち1点を返した。

 しかし、大阪桐蔭もその裏、青地、中川の連打などで1死二、三塁とし、根尾の二ゴロ間に1点を加えた。

 大阪桐蔭は柿木が5安打2失点の完投勝利をマークし、優勝投手となった。

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