日大三・河村“招き猫投法”でリリーフエースに成長 大観衆の中で「楽しめた」

[ 2018年8月21日 08:20 ]

第100回全国高校野球選手権大会準決勝   日大三1―2金足農 ( 2018年8月20日    甲子園 )

8回、河村(右)から井上へ投手交代する(撮影・近藤 大暉)
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 【メモリアルメモリーズ 日大三・河村唯人投手】 準々決勝に引き続き、4回途中から出番は来た。1人で投げ抜く金足農・吉田とは対照的に、日大三は3人の継投。河村は2死二、三塁で菅原天を三振させピンチを断った。

 5回に2点目を与えた。リリーフエースは過去4試合と違って最後まで投げきれず8回途中降板。それでも「何万人という観衆の中で楽しめた」と、爽やかに振り返った。

 桜井(現DeNA)らがいた昨年に比べ、新チーム結成時は投手が不足。「僕も全然戦力になれず悔しかった」。当時、投げ方はまるで違った。「打者から丸見え」だったテークバック。肩甲骨を痛めない狙いもあり、小さくした。「うまくいって、球の出どころが見づらくなった」。招き猫のようなフォームが固まると、西東京大会、甲子園と必勝リレーの後ろを担った。

 5人兄弟の長男。高校卒業後は野球をやめて就職しようと考えた時期があったが、プレーを続ける。「上のレベルを目指していくことが下の子たちの刺激になれば」。聖地で得た自信を手に「兄貴」は歩み続ける。 (松井 いつき)

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