元巨人・柿沢容疑者逮捕、「生活に困窮」防犯カメラで盗み判明

[ 2018年7月9日 05:30 ]

元選手の柿沢容疑者
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 神奈川県警多摩署は8日、川崎市多摩区のジャイアンツ球場のロッカーから選手のユニホームを盗んだとして、巨人を契約解除された元選手の柿沢貴裕容疑者(23)=埼玉県川口市=を窃盗容疑で逮捕した。署によると「生活に困窮していた」と話している。

 逮捕容疑は6月21日午後7時ごろ、ジャイアンツ球場のロッカーで2軍選手の試合用ユニホームの上着1枚(2万円相当)を盗んだ疑い。防犯カメラの映像に柿沢容疑者の様子が写っていた。

 球団は7日、柿沢容疑者が5月2日から6月21日にかけて12回にわたり、阿部や坂本勇、菅野、岡本ら主に1軍選手のバットやグラブ、ユニホームなど約110点を盗み、売却して約100万円を得る不正を働いていたとして契約を解除。多摩署には被害の相談を行っていた。

 逮捕を受けて読売巨人軍は「元支配下選手が逮捕される事態となり、ファンの皆さまを失望させてしまったことを深くおわび申し上げます。選手に対する法令順守の指導、教育をこれまで以上に徹底してまいります」とコメントした。

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2018年7月9日のニュース