不振時でも…巨人・岡本 己の技術信じてバット不変

[ 2018年7月9日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―4広島 ( 2018年7月8日    東京D )

<巨・広>4回2死、岡本が右中間に11試合ぶりの本塁打となる2ランを放つ(撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 【Hero’s File】不振時でも、巨人・岡本が決して変えなかったのがバットだ。今季は同じ右の強打者である、西武・浅村と同じモデルを使う。約890グラムで、トップとミドルの間に重心がある操作性の高いものだ。

 2軍時代に関係者を通じて譲り受けて、今オフに「今使ってみてしっくりきたので、これで行こうと思う」と至極の一本を握りしめていた。大半を2軍で過ごした昨季はバットに微調整を加えながら、約10種類も作り替えた。だが、今季は己の技術を信じて不変だ。

 高橋監督は6月2日のオリックス戦で若き主砲を初めて4番に据えた。それから29試合。不振時に「プロはそんなに甘くないよ」と言いながらも信じ、一度も打順を変えていない。岡本も「また打てなくなるかもしれないが、そのときは早く打てるように」と不退転の決意で応える。 (巨人担当・神田 佑)

続きを表示

この記事のフォト

2018年7月9日のニュース