突きつけられた厳しい現実 まだまだチームも個も世界の40番前後

[ 2014年6月25日 08:50 ]

後半37分、コロンビアに3点目を奪われ、がっくりとピッチに膝をつく香川(AP)

W杯1次リーグC組 日本1―4コロンビア

(6月24日 クイアバ)
 本田、長友らが「目標は優勝」と公言する中、1勝も出来ずにC組最下位で1次リーグ敗退。スポニチ本紙評論家の川本治氏(62)はコロンビア戦、そして今大会を通じた日本代表の戦いをどう見たのか。

 「大会を通じて色々なプレーの精度が低かった。コロンビア戦を見ても世界で戦っている選手が先発に8人もいるのに、個の違いが大き過ぎる。日本は多くのシュートを打ったが、きわどいシュートが何本あったのか。海外でプレーしているといっても、そのチームで主力になっていないという現実は大きい。香川はシュートを打ってもボテボテ。枠にいかない。長友はそれなりにやったし、長谷部もコロンビア戦ではフルタイムできた。岡崎も3戦目にしてやっと彼らしい泥臭いプレーが出たが、1戦目で彼が点を取っていればまた違った。敗戦の中で何か光がないかと探してみた。だが、残念ながら見つからなかった」。さすがに厳しい言葉が続いた。

 そして、出た結論が「まだまだチームとしても個人としても世界で40番前後なんだなという気がした」という厳しい指摘だった。

 ザッケローニ監督の采配にも疑問が残る大会だった。初戦のコートジボワール戦、第2戦のギリシャ戦でそれまで練習していないパワープレーを最後に導入するなど采配に“ブレ”があった。川本氏は「監督の采配は、今までと違うことをやっても結果さえ出ればいい采配だったとなる。しかし、結果が出なければ…」とし、コロンビア戦も先発メンバーを見た瞬間に違和感を覚えたという。

 「絶対に勝たなければいけない試合の中で青山を初めて先発に入れたが、その狙いがよく分からなかった。今までザックジャパンの攻撃の中心は遠藤だったはず。それが3試合で1回も先発がない。彼のコンディションに問題があったのかもしれないが、点を取りにいかなければいけない試合でなぜ遠藤を使わなかったのか。疑問が残る」。最初から最後まで消化不良のザックジャパンだった。

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