1位突破!ネイマール 10番の輝き放った先制&決勝弾

[ 2014年6月25日 05:30 ]

カメルーン戦で自身2点目のゴールを決め、ジャンプして喜ぶブラジルのネイマール

W杯1次リーグA組 ブラジル4―1カメルーン

(6月23日 ブラジリア)
 またネイマールが爆発した。A組の開催国ブラジルはカメルーンに4―1で快勝し、同組1位で決勝トーナメントに進出した。エースのFWネイマール(22=バルセロナ)が前半17分に先制ゴール。1―1の前半35分にはドリブルから決勝点を決めて、大会通算4得点で得点ランク1位に立った。ブラジルは28日(日本時間29日)の決勝トーナメント1回戦でチリと対戦する。
【試合結果 A組順位表&日程 ブラジル代表 メンバー】

 ネイマールが6万9000大観衆を魅了した。前半17分、グスタボの左クロスを右足で合わせて先制点をゲット。1―1で迎えた35分には、マルセロのパスを受けて左サイドからドリブルで切れ込み右足で相手DFの足の下を通すシュートを放ち決勝弾を生み出した。1人で勝負を決めた背番号10にそびえ立つ観客席から喝采が降り注いだ。

 「ゴールはいつでもうれしい。やるべきことをやれた」とネイマール。ブラジルが1次リーグ通過を第3戦に持ち越したのは90年イタリア大会以来。負ければ敗退の可能性もあった。開幕前は全ての前日練習を公開したフェリペ監督も今回は冒頭15分間以外非公開にするなどピリピリムードが漂った。だが「プレッシャーはなかった。夢がかなう瞬間にプレッシャーは感じない」と22歳は重圧とは無縁。母国を16強に導き、4得点で得点ランク1位に立った。

 ブラジルはドイツに次いでW杯通算100試合に到達した。区切りの一戦の先制点は今大会100号ゴールでもあった。代表通算35得点(52試合)とし06年大会の10番ロナウジーニョ(33得点)、98、02年大会の10番リバウド(34得点)を抜き去り歴代6位となった。

 今季加入したバルセロナではメッシのためチャンスメークに奔走。26試合9得点と得点力を発揮し切れなかった。だがセレソンでは王様だ。フェリペ監督は「アルゼンチンのメッシと同じように、ブラジルにとってネイマールは頼れる存在。彼らは違いを生み出すことができる」と全幅の信頼を置き、左から中央に流れる動きが得意なネイマールを生かすため、オスカルは何度も中央から左に逃げてスペースをつくった。期待に応えエースはチーム最多48回のスプリントを繰り返した。トップスピードは最速の時速31・07キロ。一瞬の速さで決定機をものにした。

 「本当に求めているのは、決勝が行われるマラカナン競技場に行くこと」。頂点に駆け上がるため、ネイマールはさらに加速する。

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