逆転突破!ウルグアイ ゴディン弾で“最終決戦”制す

[ 2014年6月25日 02:55 ]

<イタリア・ウルグアイ>後半36分、決勝ゴールを決めて喜ぶウルグアイ代表ゴディン(AP)

W杯1次リーグD組 ウルグアイ1―0イタリア

(6月24日 ナタル)
 サッカー・ワールドカップ(W杯)は24日、1次リーグD組の最終戦が行われ、ともに1勝1敗のウルグアイとイタリアが対戦。決勝トーナメント進出には勝利が絶対条件だったウルグアイは後半36分にDFゴディンが0―0の均衡を崩す先制弾。1―0のまま逃げ切り、D組2位でのグループリーグ突破を決めた。また、2連勝で既に突破が決まっているコスタリカは0―0でイングランドと引き分け首位通過が確定した。

 MFデロッシを負傷で欠くイタリアはコスタリカ戦の4バックから3バックへ布陣を変更。ユベントス勢6人を起用し、守備陣の安定を図った。攻撃陣では今季セリエA得点王のFWインモビーレをスタメンに抜てきした。

 一方、ウルグアイは勝利したイングランド戦からのメンバー変更なく、FWスアレスも2戦連続の先発出場。左膝に問題を抱えるDFルガノはベンチスタートとなった。

 試合は立ち上がりから中盤で激しい攻防を繰り広げ、互いにチャンスを作れない展開が続く。すると前半22分、厳しいマークに苛つくイタリアのFWバロテッリがボールの競り合いで飛び蹴りをしてしまいイエローカード。累積2枚となり決勝トーナメントに進んでも出場停止となってしまった。

 こう着状態が続くなか絶好機が訪れたのはウルグアイ。同33分、左サイドのA・ペレイラから細かいショートパスがエリア内のFWスアレスに繋がり、MFロデイロとワンツーで抜け出す。GKブッフォンと1対1になったところでシュートを放つが左手一本で防がれ、こぼれ球に詰めたMFロデイロのシュートもブッフォンにセーブされゴールならず。0―0で後半へと折り返す。

 引き分けでも決勝トーナメント進出が決まるイタリアは後半からFWバロテッリに代え、総力自慢のMFパローロを投入し、さらなる守備強化を図る。

 対するウルグアイはロデイロに代えM・ペレイラを投入。前半は守備意識が高かったが積極的に得点を奪いに行く姿勢を出す。すると後半13分、前線から降りてきたFWスアレスが相手DFを引きつけながらボールを受け浮き球スルーパス。これに反応したMFロドリゲスがDFラインの裏をとりそのまま左足でシュート。しかし、ボールは右へと外れてしまう。

 さらに同15分、攻勢に出るウルグアイにさらなる追い風。相手MFマルキジオが足の裏でMFアレバロの足を踏みつけ一発退場。残り30分で数的有利な状況となった。

 ここでウルグアイはA・ペレイラに代え、FWストゥアニを送り出す。
 
 同21分、ウルグアイに最大の絶好機。ペナルティエリア付近でFWカバーニの放ったシュートのこぼれ球がFWスアレスへと渡り、相手のタイミングを外す右足トーキックで狙うがGKブッフォンはこれに動じずファインセーブ。なかなかゴールを割らせてくれない。

 その後も攻め続けたウルグアイは同36分に右CKのチャンス。途中投入されたMFラミレスが中央へクロスを送るとDFゴディンが密集地帯で体を投げ出しDFに競り勝つ。ボールはゴディンの背中付近に当たりゴール右隅へ。これにはさすがのブッフォンも反応できず、ついに均衡が崩れる。

 このままイタリアの反撃を抑えたウルグアイが逆転でグループリーグ突破を決めた。

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