ザック監督後任 アギーレ氏最有力 W杯16強2度のメキシコ人名将

[ 2014年6月25日 07:02 ]

今季、エスパニョールで監督を務めたアギーレ氏(ゲッティ)

 日本サッカー協会がアルベルト・ザッケローニ監督(61)の後任候補として前エスパニョール監督のハビエル・アギーレ氏(55)と交渉を進めていることが24日、分かった。コロンビア代表のホセ・ペケルマン監督(64)ら複数の指揮官をリストアップする中、欧州、メキシコ代表などの監督を歴任し、攻撃的なスタイルを継続させることが可能としてアギーレ氏に白羽の矢を立てた。

 より攻撃的に、世界基準のサッカーを目指す。日本協会はザッケローニ監督の後任選びに着手。55歳にして欧州クラブ、W杯代表の監督経験が豊富なメキシコ人監督のアギーレ氏に的を絞った。関係者によれば推定年俸2億円を用意し、既にアギーレ氏と交渉を進めている。4年後に向けた“戦い”は既に始まっていた。

 新監督の条件として、日本協会が求めるのは「欧州など国際舞台での経験」「若さ」「現スタイルを継続、発展させられること」。アギーレ氏はエスパニョール、オサスナ、アトレチコ・マドリードなどスペインで監督を歴任。メキシコ代表監督として02年、10年W杯では16強入りした。日本が目指すポゼッション、サイド攻撃、全員守備全員攻撃を信条としている。後任人事のトップに立つ原専務理事はスペインサッカーに心酔しておりうってつけの存在だ。

 後任人事に関して大仁会長は「W杯の検証が終わってから」と話してきたが、実際は早々に着手。スペイン人でかつてバレンシアなどを指導し、優先順位の高かったエルネスト・バルベルデ氏(50)はビルバオと契約を更新したため断念したものの、水面下でアギーレ氏との接触に成功した。ペケルマン監督と合わせ、いずれも4年前にもリストアップされた日本協会の意中の人。4年前は当時の岡田監督の後任人事で後手に回りザッケローニ監督の就任決定は8月末とずれこんだが、今回はロシアW杯に向けて順調に滑り出すためにも早期の決着を目指すことになる。

 ◆ハビエル・アギーレ 1958年12月1日、メキシコ・メキシコシティー生まれの55歳。現役時代はメキシコ代表として国際Aマッチ59試合に出場し、通算13得点。自国開催だった86年W杯では8強進出に貢献。現役引退後はクラブ監督を経て01年にメキシコ代表監督に就任。翌02年W杯では16強。Aマドリード監督などを経て09年から再び代表を率い、10年W杯でも16強入り。今年5月にエスパニョール監督を退任した。現役時代のポジションはMF。

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