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【五輪最終予選】40年ぶり五輪切符逃す…韓国メディア インドネシア戦の敗戦を「ドーハの悲劇」と報じる

[ 2024年4月26日 06:46 ]

U―23アジア杯準々決勝   韓国2―2(PK10―11)インドネシア ( 2024年4月25日    ドーハ )

スタンドからの声援に応えるU-23韓国代表イレブン
Photo By スポニチ

 サッカー男子のパリ五輪最終予選を兼ねたU―23アジア杯カタール大会は25日、同国ドーハで準々決勝が行われ、U―23韓国代表が初出場のU―23インドネシア代表と対戦。2―2のまま延長戦でも決着つかず。もつれ込んだPK戦で敗れ84年ロサンゼルス大会以来40年ぶりに五輪出場を逃すことになった。

 韓国は88年ソウル大会から10大会連続の出場を目指していたが、インドネシアに敗れ五輪切符獲得ならず。韓国メディアのスポーツソウル(電子版)は「ドーハの悲劇!韓国がインドネシアに敗れ40年ぶりに五輪出場を逃す」と報道。

 FWイ・ヨンジュンとファン・ソンホン監督が一発レッドで退場となるなどの不運が重なり五輪切符獲得に失敗。“ドーハの悲劇”を経験して40年ぶりに五輪舞台を踏むことが出来なくなったと嘆いた。

 後半25分に相手選手を踏みつけレッドカードを受けたFWイ・ヨンジュンについては「ひどい退場だった。主審はVARを経て既存のイエローカードをキャンセルし、レッドカードに変えた。言い訳のきかない判定だった」と酷評した。

 ▽日本代表におけるドーハの悲劇 1993年10月28日、カタールのドーハで行われた94年W杯米国大会アジア最終予選のイラク戦。4戦を終えて首位に立っていた日本は勝てば初のW杯出場が決まる状況だった。前半5分にFW三浦知良のゴールで先制し、その後同点に追いつかれるも、後半24分にFW中山雅史のゴールで再びリード。初のW杯出場に迫ったが、後半アディショナルタイムにCKから同点とされて2―2で引き分けた。参加6チーム中サウジアラビア、韓国に次ぐ3位に転落し、2位までのW杯出場権を逃した。

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