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アーセナル冨安が躍動!本拠サポ沸かせた 2戦連続フル出場で4連勝&堅首に貢献

[ 2024年5月4日 22:28 ]

プレミアリーグ第36節   アーセナル3―0ボーンマス ( 2024年5月4日 )

<アーセナル・ボーンマス>前半、競り合うアーセナルの冨安(左)(ロイター)

 プレミアリーグ首位アーセナルが4日、本拠でのボーンマス戦に3―0と快勝。リーグ戦4連勝を飾り、首位の座を守った。日本代表DF冨安健洋(25)は2戦連続フル出場で勝利に貢献。積極的に攻撃参加やボール奪取で本拠サポーターを沸かせた。

 シーズン終盤を迎えた白熱の優勝争いはアーセナル(勝ち点80)が、2位マンチェスターCと勝ち点1差で暫定首位に立つも消化試合が1試合少ないため残り3戦1試合も落とせない状況。そんな中、アルテタ監督は3試合連続で同じ先発メンバーを選択。DF冨安はこの日も左サイドバックとしてスタメン起用された。

 DF冨安は前半から積極的に攻撃参加。まずは前半4分に相手陣地でボール奪取すると、本拠スタンドから大歓声。攻撃時には状況に応じて中央に入ってきて中盤からゲームメークにも参加。同14分にスルーパスでFWハーバーツの好機を演出。同17分にはポッカリ空いていた中央をスペースを駆け上がってゴール前まで攻め上がる場面もあった。

 すると前半45分に待望の先制点。中央でMFエデゴールがボールを受けると、DF冨安が左サイドを思い切り良く駆け上がり相手DFラインを崩す。MFエデゴールが“この隙を”見逃さず中央へ絶妙スルーパス。これを受けたFWハーバーツが飛び出してきた相手GKのファウルを上手く誘ってPKを獲得。この絶好機をMFサカが落ちついて相手GKの逆をついてゴールイン。サカは2戦連発となる今季16点目を記録した。

 後半25分にはMFライスのパスからFWトロサールが追加点。同アディッショナルタイムにはMFライスがダメ押しとなる3点目を決め4連勝。勝ち点83に伸ばし、この後試合を控える2位マンチェスターCへプレッシャーをかけた。DF冨安は後半も好守に安定感あるプレーを披露し、本拠サポーターを沸かせた。

 残り2戦となりアーセナルは次節12日、マンチェスターUの敵地に乗り込む“大一番”を迎えることになった。

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