U―23日本代表・大岩監督、マリ戦へ「いかに勝利する確率を上げるか」

＜U―23日本代表前日練習＞会見で抱負を語る大岩監督
Photo By スポニチ

　サッカーのパリ五輪アジア最終予選（来月15日開幕、カタール）を控えるU―23日本代表は22日に京都・サンガスタジアムで国際親善試合マリ代表戦に臨む。21日には大岩剛監督（51）が会場で前日会見し、「オープンプレーだけでなく、セットプレーも含め、いかに勝利する確率を上げるか。いろんな部分をしっかりと把握した上で選手を送り出したい」と語った。

　この日早朝にはパリ五輪1次リーグの組み合わせ抽選が行われた。既にパリ切符を手にしているマリとは本番でも顔を合わせる可能性がある。指揮官は「抽選結果は把握してる程度。まずは現在のやるべきことを明確にしてマリと戦うことにフォーカスしている」と語り、アジア最終予選を勝ち抜くため、目の前の一戦に集中した。

＜A組＞
フランス、米国、アフリカ予選4位のギニア―アジア最終予選4位によるプレーオフ勝者、ニュージーランド

＜B組＞
アルゼンチン、モロッコ、アジア最終予選3位、ウクライナ

＜C組＞
アジア最終予選2位、スペイン、エジプト、ドミニカ共和国

＜D組＞
アジア最終予選1位、パラグアイ、マリ、イスラエル

　▽パリ五輪アジア最終予選　U―23アジア杯として4月15日～5月3日にカタールで開催。パリ五輪最終予選を兼ねた大会で16チームが出場。4組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメント進出。上位3チームが本大会出場権を獲得。4位チームはアフリカ予選4位のギニアとプレーオフ。日本は1次リーグB組で韓国、UAE、中国と対戦する。