ラクエル・ウェルチさんが死去 82歳 「恐竜100万年」などに出演した20世紀最高のグラマー

[ 2023年2月16日 09:29 ]

1982年のラクエル・ウェルチさん(AP)
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 1966年の映画「ミクロの決死圏」に出演し、同年の「恐竜100万年」ではビキニ・コスチュームを身にまとう原始人を演じて「20世紀最高のグラマー」と称されたラクエル(実際の発音はラケール)ウェルチさんが8日、カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で死去。AP通信が報じているもので82歳だった。代理人のスティーブン・ラマンナ氏によれはウェルチさんは闘病中だったとしているが詳しい病状は明らかになっていない。

 1940年9月5日にイリノイ州シカゴで生まれたウェルチさんの本名は「ジョー・ラクエル(ラケール)・テハダ」で父親はボリビア出身、母親はアイルランド系の米国人。テレビ局の天気予報キャスターやモデルを務めたあと、映画でその美貌とスタイルが注目されて人気を得ていた。

 1994年公開の映画「ショーシャンクの空に」では、主演のティム・ロビンス演じるアンディ・デュフレーンが独房の壁に貼っていた3枚のポスターのうちの1枚がウェルチさんのもの(他の2枚はリタ・ヘイワースとマリリン・モンロー)。私生活では4回結婚して2人の子どもがいるが、長女のターニーさん(61)は女優として1985年公開の「コクーン」などに出演している。

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