三浦瑠麗氏 人生で“嵐のようなことが起こった時”は「家族がキュッとお互いを守り合うんです」

[ 2023年2月16日 16:57 ]

三浦瑠麗氏
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 夫の会社をめぐる報道などで一部テレビ番組で出演見合わせとなっている国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)が15日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。脳科学者の茂木健一郎氏と語り合い、自身について話した。

 冒頭に茂木氏から「瑠璃さんにとって愛ってどんなもんですかね?」と尋ねられた三浦氏は「痛いですね」と言い、「幸せ感ともつながってるんですけど、愛しているなと思うとすごい心臓が痛くなるんですね、心臓が。それが、失うことに対する恐怖ですよ」と説明。茂木氏の「デートとかしてる時って、痛いんですか?」に「ただ単にハッピーな時もありますよ、ふわふわふわっていう感じで。だけどね、足が道路よりも15センチくらい上にふわふわしてる時じゃない愛を感じる時っていうのは、たいていそれを失うことに対する恐怖」と答えた。なおも茂木氏が「失うってのはフラれるってこと?」とツッコむと、「ちゃんと付き合った男性にフラれたことは一生に1回しかないですけど」と明かし、好きになるタイプの男性については「共通点はやっぱり外見でもなく趣味でもなく、一生懸命に大事にしてくれるということ。要は姿勢ですよね。当然付き合ってるわけだから大事にするのは私なんだけど、なんかやっぱりTrueというかっていうかさ、Trueな感じがする」と話した。

 ここで茂木氏が「僕、友達がいろいろ大変になることが多くて、嵐の中にいる時って人間って愛が大事かなって思ったりもするんだけど、瑠麗さんって人生で嵐のようなことが起こった時っていうのは、何を頼りに生きますか?」と、ある意味、嵐の中にいる三浦氏に聞くと、「若い頃は、家族を守ろうと思ってたんだと思う」と切り出し、著書の中で14歳の頃の家族とのかかわり方について書いて批判の声を受けた経験を吐露。茂木氏の「14歳の時に大変なことがあったわけだけど、それは人生の嵐じゃないですか。そういう時も自分のことよりも、家族のこと考えちゃうの?自分のこと、いつ考えるんですか?」には「私、自分のこと考えないの、あんまり」と応じ、さらに「えっ…、こういうこと言っていいのか分かんないけど、シャンパン飲んでいる時は自分のことを考えてる?」と聞かれ、「私、自分のこと好きですよ。だから大事にするし、寝心地のいいベッドでシーツにくるまれて、シャンパン飲んで自分を甘やかすの好きですよ。だけど、危機の時に家族が、実家にせよ、今の私の家族にせよ、キュッとお互いを守り合うんですよね。それは危機の時になってみないと分かんないことでもあるんだけど、それは、私自身が自分のことしか考えなかったら、たぶん成り立たない家族のあり方なんじゃないですか」と答えた。

 この話について、茂木氏が「大変なことがあった時は家族を大事にしようぜというメッセージになるのかしらね、これ」と問うと、「大事にするべきだけど、もちろんそれが得られない人もあると思うんですよ。それはそれで大変なことで、本当それはかわいそうだと思う。自分自身がかわいそうだと思わないのは、やっぱり家族がいるから」と応じていた。

 三浦氏は、夫の清志氏が経営する太陽光発電に関する投資・コンサルタント会社が、詐欺容疑で東京地検の家宅捜索を受けた1月20日、公式サイトで「私としては全く夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ない」とコメントしているが、コメンテーターとして木曜レギュラー出演しているフジテレビの情報番組「めざまし8」(月~金曜前8・00)は欠席が続いている。夫の会社は「トライベイキャピタル」(東京都千代田区)。港区の投資会社側から2019年6月に10億円の出資を受け、太陽光発電事業を共同で手がけたが、想定通りに進まなかったといい、詐欺容疑で告訴されている。三浦氏は今月6日には、自身が代表のシンクタンク「山猫総合研究所」の公式サイトで、夫がかかわる訴訟の代理人を世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関係する弁護士が務めていると一部で報じられた問題について、担当弁護士が変更されると明らかにしている。

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2023年2月16日のニュース