青学大・原晋監督 国会リモート出席求めるガーシー参院議員に私見「そういった主義主張を国会で」

[ 2023年2月16日 19:19 ]

青山学院大陸上部の原晋監督
Photo By スポニチ

 青学大駅伝部の原晋監督(55)が16日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、国会欠席を続けるNHK党のガーシー(東谷義和)参院議員の主張について自身の見解を語った。

 ガーシー氏は昨年7月の参院選に初当選後も滞在先の中東ドバイにおり、国会には1度も出席していない。参院は21日にも懲罰委員会を開き、同氏への処分が検討される見通しとなった。同氏は自身のインスタグラムで、「オレをやめさせれるのは、ハゲ散らかしたムネオハウスやなく、オレに票入れてくれて有権者だけやと!」などと主張。懲罰委員会の鈴木宗男委員長への挑発とも取れる発信をした。

 同氏について、原監督は「有権者の皆さんから、“この方は世の中のいろんなルールを変える人だ”という一定の理解をされたから、国会議員として当選されたんだと思うんですよね」と分析。その上で、「だったら日本の最高機関、ルールを決める国会に堂々と出られて、自らの主義主張を国会側で伝えることが、有権者に寄り添った形になるのではないのかなと思います」と、ガーシー氏の国会出席を促した。

 コロナ禍で民間では会議などのリモートワーク化が進んだが、国会では導入されておらず、ガーシー氏も「いまや世界中リモート会議が当たり前になり、zoomのような便利なものができてるのに出席せなあかん理由を教えてくれ」と、リモートでの参加を求めている。この主張について原氏は「現代においてはビジネスの世界でもリモート会議は一定の定着があります」としつつも、「もしそれがしたければ、国会で議論する。そのような立場にいるわけですから。できるわけですから。そういった主義主張を国会の場ですべきではないのかな」と、あくまで国会の場での議論が必要との考えを示した。

続きを表示

2023年2月16日のニュース