加藤浩次 中国の気球問題に「今は無人で飛ばせるものいっぱいあるからルールを早急に変えた方がいい」

[ 2023年2月16日 12:01 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(53)が16日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。政府が、中国の偵察用気球とみられる物体が日本上空を飛行していた事態を受け、領空侵犯した気球や無人機を撃墜できるよう、武器使用の要件緩和を検討していることについて言及した。

 自衛隊法84条は外国の航空機が領空侵犯した場合、着陸や退去を促すため「必要な措置」を講じられると規定。警察権の行使に準じ、武器使用は正当防衛や緊急避難の場合に限り認めてきた。戦闘機など有人の航空機への対処が前提で、気球や無人機は想定されていない。

 加藤は「民間航空機なんかが当たったら大変なことになりますからね。実際、日本のやつは30メートルぐらいと言われてるんですけど、アメリカのやつは60メートルぐらいあるんですよ。その大きなものを飛ばしているということ、目的については分からないし、中国も認めていない。アメリカで見つかったとき中国側は“気象目的でやってるんだ”って言ってたんだけど、日本の場合は“証拠もないのに言うな”って言ってる。ちょっとちぐはぐな意見を言ってるなっていう感じがする」とコメント。

 続けて「ルール自体が昔のルールだから、誰も無人の物に対しては危険性ないだろうってなってる。今は無人で飛ばせるものなんていっぱいあるからこのルールを早急に変えた方がいい」と訴えていた。

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2023年2月16日のニュース