堀ちえみ 涙の6年ぶりステージ「また歌う日が来るなんて」56歳誕生日にデビュー40周年記念ライブ

ライブで熱唱する堀ちえみ
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　舌がんなどの手術を受けリハビリ中の歌手、堀ちえみ（56）が15日、東京・かつしかシンフォニーヒルズでデビュー40周年記念ライブを開催した。6年ぶりのステージで1300人を前に歌唱し完全復活を印象づけた。

　代表曲「リ・ボ・ン」など、これまでリリースしたシングル全21曲を含むセットリスト。会場はマスク着用での声出しが解禁され、駆けつけた親衛隊たちが、コールを入れたり合唱する姿も見られた。

　この日が56歳の誕生日。開演前に会見で報道陣を前に「結婚式みたい」と照れた。2019年に舌がんのステージ4を宣告され、舌の6割を切除。再建手術を受け、リハビリを重ねての歌手復帰。「またステージに立って歌う日が来るなんて…」と涙を浮かべた。

　4月には大阪公演も予定しており、「次は全国のみんなに会いたい」と全国ツアーに意欲を見せた。さらに「松本千秋の続編を演じたいな…」と、83年にTBSで放送され大ヒットしたドラマ「スチュワーデス物語」の続編願望も吐露。当時共演した風間杜夫（73）へ「風間さん、やりましょう～」と呼びかけるなど、女優復帰の夢も口にした。