山口真由氏 占い師が“大麻クッキー”を客に提供疑いに「ゲートウェイドラッグ」「悪質性が高い」

[ 2023年2月16日 15:16 ]

山口真由氏
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 元財務省官僚で信州大の山口真由特任教授が16日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演。占いの客を集めた場で大麻入りクッキーを提供していた疑いのある事件に言及した。

 兵庫県警は15日までに、知人から大麻入りクッキーを受け取ったなどとして、大麻取締法違反(譲り受け、所持)の疑いで同県芦屋市三条町の占い師、川村麻理子容疑者(68)を逮捕、送検した。占いの客を集めた場で大麻入りクッキーを提供していた疑いがあり、県警が目的を調べている。

 県警によると、川村容疑者は昨年12月、神戸市灘区の住宅に20人以上の客を集め「運気を上げる集会」を開催。そこでクッキーを食べた参加者の女性が体調を崩し、搬送先病院の検査で大麻成分が検出されたという。県警は容疑者宅の冷蔵庫からクッキー68個を押収し、成分を鑑定している。

 逮捕、送検容疑は昨年12月中旬ごろ、知人の京都市の女(49)=同法違反(譲り渡し)の疑いで逮捕=から大麻成分入りのクッキー8個を譲り受けるなどした疑い。

 山口氏は「(集会の参加者が)知らずに食べて体調不良にもなっているとなると、場合によっては傷害罪になる可能性もあるんですね。傷つけたということになりますので」と言及。その上で「大麻については“大麻なんてナチュラルなものだから”っていわゆるゲートウェイドラックだということですね」と薬物使用の入り口になる薬物だと指摘。「特に禁煙者とか若い子にはチョコとかアメとかファッショナブルな簡易な形でこういうものを蔓延させて、それが非合法的なドラッグにつながっていくのではと問題視されてますので、そういうものを日本でも簡単にクッキーという形で使うのは私は悪質性が高いなと思います」と厳しく批判した。

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2023年2月16日のニュース