西川のりお　新規大会「THE　SECOND」で注目する漫才師2組を明かす「劇場に出てる数が違うもん」

西川のりお
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　ベテラン漫才師の西川のりお（71）が16日放送のABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」（水曜正午）にゲスト出演。新設された漫才トーナメント「THE　SECOND」で注目する漫才師2組を挙げた。

　「THE　SECOND」は結成16年目以上に門戸が開かれた新規大会。同15年目までで争われる「Mー1」王者に届かなかった悔しさを再びぶつけてほしいとの思いがタイトルに込められている。すでに「スピードワゴン」「なすなかにし」「2丁拳銃」「東京ダイナマイト」など実力、知名度ともに抜群のコンビ、チームら150組以上がエントリー。東京、大阪での選考会が15日から始まっている。

　ホスト役の増田英彦から「師匠が注目している漫才師は?」と聞かれ、「スーパーマラドーナとテンダラーや」と同じ吉本興業所属の後輩2組を挙げ、その理由を明かした。

　「何でテンダラーの名前を挙げたかといえば、劇場に出てる数が違うもん。僕らでだいたい1カ月に30ステージくらい出てるわ。テンダラーはこれ以上、出てるのよ。野球と一緒で、投げ込んでいるヤツ、打ち込んでいるヤツは強いからね」

　“劇場番長”の異名を取るコンビを称え、スーパーマラドーナについては、「ちょっと危険な武智の香りがあるけどね。武智にもうちょっと丸みがでたらええねんけど」と実力を評価しながらも、注文をつけた。

　増田から「（芸歴）16年目以上ってことは、（のりおさんを始め）師匠方も出ようと思えば、出られるわけですよね」と遠回しに勧めると、のりおは「もう、そういう意欲がないわ」と打ち明けた。