野々村友紀子氏　広域強盗事件に「やってる実行犯も指示してる人も罪悪感が分散しそう」

野々村友紀子
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　放送作家でコメンテーターの野々村友紀子氏（48）が16日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）に生出演。「ルフィ」などと名乗る指示役の存在が明らかになっている一連の広域強盗事件について言及した。

　番組では東京都北区赤羽のマンションで今年1月に起きた強盗事件を紹介。3人の実行犯がそれぞれ別々の指示役から指示を受けていた可能性があることを取り上げた。

　野々村氏は実行犯、指示役と役割分担が確立されていることに「やってる実行犯も指示してる人も罪悪感が分散しそうな感じ。やらされてるし、やらせてるし」と罪の意識が薄くなるのではと指摘。「きっちりと法的に裁いてほしいと思いますね」と述べた。

　また、元財務省官僚で信州大の山口真由特任教授も「強盗致傷になると思いますので、初犯でも実刑になると思います」と北区の事件に言及。続けて「罪の意識の軽さで言うと、一時期、特殊詐欺が流行った時に“特殊詐欺は富の再分配”なんて言説が流れたりして、要するに“高齢者には資産あります。若者はなかなか、恵まれない状況です。それを再分配してるに過ぎないんだ”って平気で口にするような人たちがいた」と指摘し「ある種の罪悪感の鈍磨をセットにして、若い人を洗脳してるのではと思う節がある。それは特殊詐欺から続いていた傾向で、だからこの犯罪は闇が深いんじゃないかなって気がします」と語った。