森山良子 高橋幸宏を代表曲「ライディーン」で偲ぶ 涙声で「心を込めてご冥福をお祈りいたします」

[ 2023年1月16日 23:24 ]

森山良子
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 歌手の森山良子(74)が16日放送のニッポン放送「オールナイトニッポン MUSIC10」(後10・00)で、11日に脳腫瘍により併発した誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去したイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のドラマー高橋幸宏(たかはし・ゆきひろ)さん(享年70)を追悼した

 リスナーからの高橋さんを偲ぶメールを涙まじりの声で読んだ森山は、リクエストに応えYMOの代表曲「ライディーン」をかけ「追悼の意を込めまして高橋幸宏さん作曲の『ライディーン』のリクエストをいただきました。私も心を込めてご冥福をお祈りいたします」と語った。

 78年に坂本龍一(70)、細野晴臣(75)と「YMO」を結成。シンセサイザーを大胆に使った演奏で80年代にテクノブームを巻き起こした。だが、20年初夏から断続的な頭痛に悩まされ、同年8月のMRI検査で脳腫瘍と判明。摘出手術は成功し、入院治療の全工程終了を報告した同10月のツイッターで「新幸宏になって戻ると決意しました」と宣言。軽井沢の別荘で静養する一方、通院治療を続けた。

 しかし15日、ヒンツ・ミュージックは「弊社所属、高橋幸宏(たかはしゆきひろ)が、2023年1月11日午前5時59分、脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎のため、永眠いたしました。享年71歳。皆様には生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、ここに謹んでお報せ申し上げます。後日、お別れの会を執り行う予定です」と報告した。

 その後妻・喜代美さんはコメントを発表。「2020年夏に判明した脳腫瘍の摘出手術は成功裡に終わり、その後は復帰に向け度重なる治療と入退院を繰り返しながらリハビリに真摯に向き合ってきました。昨年11月よりは自宅にて療養しておりましたが、年末から容態が悪化し帰らぬ身となりました。本人は元より家族親族と最善を尽くしてまいりました。なによりも携わっていただいた医療関係者の皆様に深く感謝致します」と、闘病を明かした。

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2023年1月16日のニュース